ハーブティーの歴史

ハーブティーの歴史は、紀元前460~375年頃、古代ギリシアにて活躍した、ヒポクラテスによって作られたと言われています。

ヒポクラテスは、経験を通して、現在の医学の基盤を築きあげたと言われ「医学の祖」と称されています。
彼は260種以上の薬草から、400種を超える「薬の処方」を編み出したのです。処方に「ハーブを煮出した液体を飲む」と記されたものがあり、これが、ハーブティーの起源だと言われています。
飲む以外にも軟膏として用いたり、アルコールに漬け込んだチンキだったり、精油にしたり、と幅広く利用していたようですが、煮て飲むハーブティーが、最も簡単にできる方法として、伝えてられたようです。

日本でのハーブティーの歴史は1960年代頃で、かなり最近なんです。
海外からやってくるまでは、日本では、よもぎ、しそ、生姜などが、料理や飲み物に使われていました。

更に時を経て、海外から来たハーブティーは、効能はもちろんですが、爽やかな香りと見た目のお洒落などを楽しまむ飲み物として注目され、料理や化粧品など多方面で用いられるようになりました。
ハーブティーは気軽に始められる反面、妊娠中や授乳中の女性や、特定の病気の方には合わないこともあります。
心配な方は、キチンと医師に相談してから飲むようにしましょう。